前田家と
「桃丸に会いたいなぁ・・・」
のんびりと茶を飲んでいると利がそう言ったので「桃丸?」と尋ねた。すると利は「あぁ、そうか。」と言って笑った。
「慶次は知らなかったか」
「? 誰だい?」
「桃丸ってのはなぁ、今の光秀の幼名だよ」
飲みかけていた茶を盛大に吹いた。
「も、桃丸ぅ!?」
そりゃあ誰にだって幼い頃があるだろう。しかしあの狂ったように笑いながら人を殺していく死神がそんな可愛い名だったとは・・。
「桃丸はなぁ、そりゃあ可愛いやつだったよ。小さくて弱くてなぁ」
「せ、性格は?」
なんだかその一点がすごく気になり思わず身を乗り出して訊いた。
「可愛かったよ。某にくっついて離れなくてなぁ」
「まじ・・?」
あの死神が人にくっついて離れなかったって?いやいやいやいや・・・。そりゃあいくらなんでも・・・
「桃丸から会いに来てくれればいいのになぁ。また一緒に風呂に入りt「それはねぇだろおぉぉ!!!」
思わず叫んでしまったがいや、それはないだろおぉぉ!!
わけも分からず立ち上がり、利に怒鳴る。
「桃丸ってのは光秀なんだろ!? 光秀ってのは魔王さんとこの白い死神だろ!? あのクソ恐い変態が何だって!? 利にべったりで一緒に風呂に入ってた!? 何それ!? 嘘だろ!? としか言えねぇよ!!」
なんだかパニックになってきた。
利は少しむっとして
「じゃあ桃丸に訊けばいいじゃないか」
「え・・」
そして利はさっと携帯を取りだs・・・待て。
今戦国時代だぞ。時代無視だめ絶対!そういうのは現パロでやろうね!?
「桃丸か? 某だ〜。元気にしてたか? ・・・あぁ、ちょっと悪いが暇だったら来て欲しいんだ。おぉ、・・・おぉ!分かった。待ってるぞ〜」
利の会話中のテンションが高いところを見ると何か本当っぽい。
でも光秀って100年ぐらい生きてそうな人外だろ?さっきはああ言ったがあいつに限っては子供時代なんてなさそう。
「桃丸すぐ来るって。会えるのはうれしいけど桃丸のほうから会いたいって言ってくれるといいなぁ」
いや、無理だろう。キャラ的に無い。・・・たぶん。
とか何とか会話していると光秀が来た。
「・・・早くね?」
「あぁ、車で来たので」
お前もか!時代を考えろ!
「桃丸〜! 会いたかったぞ〜!!」
がばっと光秀に利が抱きつく。それに対して光秀は冷静に「やめてください。」と言うだけだ。
「それで、何か御用でしたか?」
利は、はっと思い出したようにオレの方を見た。
「慶次が桃丸のことを知りたいようでな。話してもらおうと思ったんだ」
はぁ。と光秀は不思議そうにオレを見た。
「何が知りたいんですか?」
「いやぁ・・。知りたいというか、信じられないというか」
「へぇ。何がです?」
とりあえず・・・。
「え・・っと。桃丸・・・だったの?」
くすりと光秀は笑った。
「おやおや。懐かしい名ですね」
光秀=桃丸説。マジでした。
いや、まぁ心の準備はしていたからそこまで驚きはしなかったが・・・。
桃丸なんて可愛い名前誰が付けたんだよ。ギャップありすぎるだろ!
「あ、じゃあ利にべったりだったってのは!?」
「ふふ…そんな頃もありましたね」
少し恥ずかしそうに目を伏せる所を見るとやはりそうなのか!
「一緒に風呂も入ったよな〜」
「ええ。そういえば一緒に夜を共にしたこともありましたね」
こいつが言うとやらしく聞こえるのはなぜだ!?・・いや、それよりも
「本当なのかよ!!?」
「だから最初から言ってるだろ〜」
「何があってこんなのになっちまったんだよ・・・」
「おや、心外ですね。こんなの呼ばわりとは。あぁ酷い酷い。私の純真な心が傷つきました。くくく・・・」
どこが純真なんだよ!!明らかに腹の中真っ黒だろ!!
「桃丸は最初からこんな感じだぞ」
「・・・へ?」
「だから。桃丸は昔からこんな感じだ」
こんな感じって光秀みたいな感じ?これがべったりしていて?これと風呂に入って?これと寝てた?
「いや、それはないだろおぉぉ!!!」
「昔から何か殺すの好きだったし」
「トカゲぐらいでしたけどね」
「昔からよく笑ってたし」
「あれは子供特有のものです」
「昔から可愛かったし」
「は?」「昔から純真だし」
「ちょtt「昔からキレイだし」
「利い「昔からツンデレだし」
「・・「昔かr(ry」
「(ry」
・・・・今 分かったよ。
利は、親(?)バカなんだ。
桃丸が可愛くて仕方なくていろんなフィルターがかかってるんだ。
ポカンとしている光秀の肩に手を置いて無言で首を横に振った。
光秀は遠い目をして、いまだに「昔から〜だし。」を連発する利を振り返らず去っていった。
見送りに行くと光秀の家臣らしき人がベンツのなかで主の帰りを待っていて、光秀に気が付いて車のドアを開けた。
光秀は何も言わず車に乗り、何も言わず去っていった。
やはりオレも無言で見送ったがどうしても気になることが一つあって仕方が無い。
────あの人、ツンデレだったんだ・・・────
のんびりと茶を飲んでいると利がそう言ったので「桃丸?」と尋ねた。すると利は「あぁ、そうか。」と言って笑った。
「慶次は知らなかったか」
「? 誰だい?」
「桃丸ってのはなぁ、今の光秀の幼名だよ」
飲みかけていた茶を盛大に吹いた。
「も、桃丸ぅ!?」
そりゃあ誰にだって幼い頃があるだろう。しかしあの狂ったように笑いながら人を殺していく死神がそんな可愛い名だったとは・・。
「桃丸はなぁ、そりゃあ可愛いやつだったよ。小さくて弱くてなぁ」
「せ、性格は?」
なんだかその一点がすごく気になり思わず身を乗り出して訊いた。
「可愛かったよ。某にくっついて離れなくてなぁ」
「まじ・・?」
あの死神が人にくっついて離れなかったって?いやいやいやいや・・・。そりゃあいくらなんでも・・・
「桃丸から会いに来てくれればいいのになぁ。また一緒に風呂に入りt「それはねぇだろおぉぉ!!!」
思わず叫んでしまったがいや、それはないだろおぉぉ!!
わけも分からず立ち上がり、利に怒鳴る。
「桃丸ってのは光秀なんだろ!? 光秀ってのは魔王さんとこの白い死神だろ!? あのクソ恐い変態が何だって!? 利にべったりで一緒に風呂に入ってた!? 何それ!? 嘘だろ!? としか言えねぇよ!!」
なんだかパニックになってきた。
利は少しむっとして
「じゃあ桃丸に訊けばいいじゃないか」
「え・・」
そして利はさっと携帯を取りだs・・・待て。
今戦国時代だぞ。時代無視だめ絶対!そういうのは現パロでやろうね!?
「桃丸か? 某だ〜。元気にしてたか? ・・・あぁ、ちょっと悪いが暇だったら来て欲しいんだ。おぉ、・・・おぉ!分かった。待ってるぞ〜」
利の会話中のテンションが高いところを見ると何か本当っぽい。
でも光秀って100年ぐらい生きてそうな人外だろ?さっきはああ言ったがあいつに限っては子供時代なんてなさそう。
「桃丸すぐ来るって。会えるのはうれしいけど桃丸のほうから会いたいって言ってくれるといいなぁ」
いや、無理だろう。キャラ的に無い。・・・たぶん。
とか何とか会話していると光秀が来た。
「・・・早くね?」
「あぁ、車で来たので」
お前もか!時代を考えろ!
「桃丸〜! 会いたかったぞ〜!!」
がばっと光秀に利が抱きつく。それに対して光秀は冷静に「やめてください。」と言うだけだ。
「それで、何か御用でしたか?」
利は、はっと思い出したようにオレの方を見た。
「慶次が桃丸のことを知りたいようでな。話してもらおうと思ったんだ」
はぁ。と光秀は不思議そうにオレを見た。
「何が知りたいんですか?」
「いやぁ・・。知りたいというか、信じられないというか」
「へぇ。何がです?」
とりあえず・・・。
「え・・っと。桃丸・・・だったの?」
くすりと光秀は笑った。
「おやおや。懐かしい名ですね」
光秀=桃丸説。マジでした。
いや、まぁ心の準備はしていたからそこまで驚きはしなかったが・・・。
桃丸なんて可愛い名前誰が付けたんだよ。ギャップありすぎるだろ!
「あ、じゃあ利にべったりだったってのは!?」
「ふふ…そんな頃もありましたね」
少し恥ずかしそうに目を伏せる所を見るとやはりそうなのか!
「一緒に風呂も入ったよな〜」
「ええ。そういえば一緒に夜を共にしたこともありましたね」
こいつが言うとやらしく聞こえるのはなぜだ!?・・いや、それよりも
「本当なのかよ!!?」
「だから最初から言ってるだろ〜」
「何があってこんなのになっちまったんだよ・・・」
「おや、心外ですね。こんなの呼ばわりとは。あぁ酷い酷い。私の純真な心が傷つきました。くくく・・・」
どこが純真なんだよ!!明らかに腹の中真っ黒だろ!!
「桃丸は最初からこんな感じだぞ」
「・・・へ?」
「だから。桃丸は昔からこんな感じだ」
こんな感じって光秀みたいな感じ?これがべったりしていて?これと風呂に入って?これと寝てた?
「いや、それはないだろおぉぉ!!!」
「昔から何か殺すの好きだったし」
「トカゲぐらいでしたけどね」
「昔からよく笑ってたし」
「あれは子供特有のものです」
「昔から可愛かったし」
「は?」「昔から純真だし」
「ちょtt「昔からキレイだし」
「利い「昔からツンデレだし」
「・・「昔かr(ry」
「(ry」
・・・・今 分かったよ。
利は、親(?)バカなんだ。
桃丸が可愛くて仕方なくていろんなフィルターがかかってるんだ。
ポカンとしている光秀の肩に手を置いて無言で首を横に振った。
光秀は遠い目をして、いまだに「昔から〜だし。」を連発する利を振り返らず去っていった。
見送りに行くと光秀の家臣らしき人がベンツのなかで主の帰りを待っていて、光秀に気が付いて車のドアを開けた。
光秀は何も言わず車に乗り、何も言わず去っていった。
やはりオレも無言で見送ったがどうしても気になることが一つあって仕方が無い。
────あの人、ツンデレだったんだ・・・────